肌トラブル防止に重要な保湿ケア
人間の肌は皮脂膜で覆われています。皮脂膜というのは、皮脂腺から分泌される皮脂と汗が交じり合ってできたもので、角層からの水分の蒸発を防ぐ、天然の保護膜の役割としています。さらにこの皮脂膜の下には、角層(角層細胞が重なりあった層で、皮脂膜と同様、天然の防御膜の働きをしています)や、天然保湿因子(肌が作り出す水溶性のアミノ酸、塩類で、水分を捕まえて離さない性質をもちます)、および角層細胞間脂質(角層細胞と角層細胞の間を埋めている脂で、これも角層の水分を保持し、うるおいと保つ働きをしています)などがあります。
外界には、細菌や化学物質、紫外線、ほこりが溢れ、お肌のトラブルを引き起こそうと待ち構えています。また季節の変り目やエアコンによる乾燥もお肌の大敵です。
人間の皮膚を構成する、皮脂膜や角層をはじめとするこれらの構成要素は、身体の外側から有害なものが入ってくるのを防ぎ、かつ内側の必要な水分やうるおいを逃がさないようにする天然の保護機能を担っているのです。
洗浄は、身体の汚れを落とそうとするあまり、これら、お肌の天然の保護機能まで奪ってしまうことがあります。洗顔後に肌がつっぱったり、かさかさしてかゆみを感じることがあるのは、そのためです。
そこで、洗浄後には、これらの「落としすぎてしまったうるおい」を補うケアが必要になります。これが保湿ケアです。
洗浄料が進化し、しっかりと汚れを落とせるようになった分、保湿ケアでしっかりとうるおいを返してあげることも必要になったというわけです。
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肌トラブルを防ぐスキンケアの基本
肌トラブルにお悩みの方は、女性に限らず非常に増えてきています。肌トラブルの原因はさまざまです。その対処の仕方も、それによって異なってきます。しかし、スキンケアの基本である、1.洗浄、2.保湿、そして3.紫外線対策、をしっかりと行うことでかなりの肌トラブルを防ぐことができます。またたとえトラブルを起こしてしまったとしても軽くすることができるといわれています。
スキンケアの基本である、1.洗浄とは、肌を清潔にするということ。肌にとって不要なものである「汚れ」をしっかりと落とすということです。この場合、「汚れ」には、油性の汚れと水溶性の汚れがあります。女性の方のお顔の汚れを例にとると、ファンデーションなどの汚れは油性の汚れです。一方、古くなった角層、いわゆる「垢(あか)」の汚れは、水溶性の汚れといいます。
油性の汚れと水性の汚れは、それぞれ性質が異なります。油性の汚れに対してはそれにふさわしい洗浄料を用います。クレンジングなどです。一方、水溶性の汚れは一般の洗浄料、つまり石けん類で落とすことができます。
次にスキンケアの基本の2.保湿についてですが、保湿というのは、肌のうるおいを保つということです。特に保湿が必要なのは、洗顔後です。洗浄料は、確かに肌に不要な「汚れ」を落としてくれますが、と同時に、肌に必要な「うるおい」も取り除いてしまうからです。
そしてもうひとつの基本は、3.紫外線対策です。紫外線による皮膚への影響については、美容という面だけでなく健康という点でますます注目されつつあります。
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肌トラブルと肌の洗浄の関係は?
肌トラブルの多くは、汚れに対する対処の仕方にあるようです。スキンケアの第1歩は、いかに適切に汚れを落とすか、ということにあります。しかしこの「適切に」というのが、なかなか難しいのです。
健康な人でも、肌に余計なもの・・・いわゆる「汚れ」が皮膚に付着していると肌トラブルの原因になります。汚れは取り除くべきものです。洗い方が不十分だと、毛穴に老廃物が詰まったままになります。特に女性の顔の場合は、ファンデーションの油性の汚れが取り除かれないままに残り、肌トラブルの原因となっていることが多いのです。
毛穴のつまりは、黒ずみなどのほか、にきびを引き起こす原因にもなります。
では、どのように洗えば、汚れをしっかりと落とすことができるのでしょうか?
特に洗顔に絞ってポイントを確認しましょう:
1.洗顔料はできるだけ刺激の少ないものを選びましょう。
2.洗顔の仕方は、まずよくあわ立てることが大切です。泡で洗うつもりでしっかりとあわ立て、泡で顔を包み込むようにします。
3.すすぎはぬるま湯でしっかりとします。すすぎ残しは、肌トラブルの原因になりかねません。
いろいろな化粧水や乳液などが販売され、その効用がうたわれていますが、まずは基本中の基本である、「洗浄」に着目し、不要な汚れをしっかりと取ることから始めてみてはいかがでしょう。ひょっとしたら、それだけでかなりの肌トラブルが解消されるかもしれません。
洗浄がスキンケアの基本であることを忘れないでください。
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